愛するものと一緒に暮らすには一つの秘訣がいる。すなわち相手を変えようとしないことだ。
by ジャック・シャルドンヌ
(1884~1968 フランスの小説家)
「ほとんどの悩みやストレスは人間関係から来ている」と、アルフレッド・アドラーさん(アドラー心理学の創始者)と言っていますね。
いま抱えているストレスも、過去に抱えて解消されていないストレス(こっちの方が問題)も、問題や病気の原因となってしまいます。
『愛するものと一緒に暮らすには一つの秘訣がいる。すなわち相手を変えようとしないことだ』
「愛するもの」ってあなたにとって誰ですか?
パートナー、子ども、仕事関係の人、友達、地域の人・・・
社会、家具、ペット・・・
人それぞれで違いますが、一致している人が一人います。
それは、あなた自身のこと。
あなた自身をいじめていたら、身体も心も病気になってしまいます。
もちろん、それは幸せとはかけ離れた状態です。
多くの場合(もちろん、僕自身も含みます)、物事がうまくいかないときは誰かのせいにしてしまいます。
政治が悪い
相手が悪い
タイミングが悪い
環境が悪い
でもね、立ち止まってよく考えてみましょう!
あなたがコントロールできるのは、あなた自身の考え方や行動しかありません。
自分以外の誰かをコントロールすることなんてできないのです。
コントロールできないのに、一生懸命「変えよう」と頑張ってみたり、「変わって欲しい」と期待するのです。
そこに『幸せじゃない状態』が生まれます。
だから、「相手を変えない」「変わるのは自分の考え方・行動」と覚悟を決めてしまえば、後は「幸せでいるだけ」「幸せであるだけ」ですね。
そして、あなた自身の身体についても同じこと。
心臓を止める
腸の働きを止める
体内の最近やウイルスの動きを止める
白血球の動きをコントロールする
それらはすべてできません。
それらはすべて、『相手』なのです。
『愛するものと一緒に暮らすには一つの秘訣がいる。すなわち相手を変えようとしないことだ』
あなたが病気で困っているとしたら、あなたの身体に対して「変われ」とか「変わって欲しい」と思えば思うほど、それは辛くなる一方です。
「変われ、変わって欲しい」と願う前に、願う以上に…
今をどう考えれば幸せかな?
心身(相手)が喜ぶことって何かな?
私(たち:相手を含む)の幸せって何かな?
何をしているとき、心身は満たされているかな?
と考え、それを行動にすることが大切なんですね。
あとは、心身のケアを自分自身でしながら、出来ない部分はできる人に頼んでやってもらう。
相手(相手の人や自分の身体)に囚われず、幸せな『今』で過ごしてくださいね♪