何かをしようとしても、なかなか進まないときってあるじゃないですか。
たとえば、治療だと「この治療を受けたいけど、なんか進まないんだよなぁ」とか、ビジネスだと「いつももうちょっとと言うところで、ビジネスが流れちゃうんだよなぁ」とか。
これって、どういうことなんですか?
そこには、大きく分けて二つの可能性があるね。
一つは、自分の無意識さんが「それはやめておこうよ」ってなっている場合。
もう一つは、ブレーキになっているものを無視してアクセルばかり踏もうとしている状態。
一つ目の、自分の無意識さんが「それはやめておこうよ」ってどういうことですか?
それはね、他者や社会を軸に生きてきたか、それとも自分を中心にしてきたかによるんだよ。
たとえば、他者や社会を軸に生きてくるとね、『頭』で物事を考えるようになるの。
他者や社会や自分にとって、メリットとデメリットで考えるんだね。
一般的にはこうすることが正しいだろう、だからこうしよう!ってね。
たとえばね、「収入は多ければ多いほどいい」とか、「都会に住む方が便利で快適だ」とかね。
でも、人それぞれ違うんだよ。収入は適度で時間を上手に使って気楽に生きる人もいるし、都会よりも田舎で暮らした方が健康的に人生を過ごせる人だっているの。
本当は田舎の方が合っている人が、「都会がいい」という植え付けられた思い込みで都会を選んでいると、病気になったりするよ。
そして、都会で暮らそうとしても、その計画がとん挫してしまったりするの。
これが、無意識さんが「それはやめたほうがいいよ」って親切に教えてくれているという状態。
他者軸で生きてきた人に多いね。
そういう人は、「自分にとって何が幸せなの?」って聞かれると、「なんだろう?お金?家族?なんかわからない」って答える人が多いよ。
今まで他人の顔色を気にして生きてきた典型的なタイプ。
でも、安心して、「私は選びたいのはどっち?」って、自問自答を繰り返ししていると、そのうち「私、こっちがいい!」って直感が働くようになるし、そのように生きられるようになるよ。
なるほど!
確かに、私、「頭でっかちだね」って言われたことがありました。
その時は、損得勘定で考えたり、「これは無駄じゃないの」って頭で考えたりしていました。悪い事じゃないと思うけど、全然楽しくなかったです。
自分軸で生きるって、これからの時代はとても重要なことだと思います。
無意識さんの声に耳を傾けます(*^^*)
では、ブレーキになっているものを無視してアクセルを踏もうとしているってどういうことですか?
そうだね、たとえばね、「1ヶ月タイに行ってこよう」って思っていたとするよね。でも、その人が仕事をたんまり抱え込んでいたらどうだろう?
「タイに行きたいけど、行ったら仕事の納期が厳しいなぁ」
って、思っちゃうよね。
そう思っていると、タイに行くという行為を潜在意識は送らせてしまうんだ。
そこには、「仕事を抱えたままでは、旅行なんて楽しくない。仕事かぁ…」という思考の奥底で旅行に行くことを阻むような会話がなされてしまうんだよね。
この場合、仕事がブレーキで、旅行に行くというのがアクセルになるの。
アクセルを力いっぱい踏んで、旅行会社でタイ旅行を契約しようとしても、「でもな~」って仕事のことを考えてしまう。
だから、アクセルを踏む前に、ブレーキになっている仕事をちゃっちゃと片付けた方が、進みやすくなるよね。
あ~、わかります、それ!
私も新しいビジネスをしようとしていたけど、なぜか進むスピードが遅いことがあって…
そのとき知人に話を聞いてもらっていたら、「あ、私、以前のビジネスパートナーといざこざを抱え込んだままで動こうとしているから、そっちが気になって進めないかも」って思って、先にいざこざを解消したんです。
そしたら、すんなりビジネスが進むようになったんです!
あるよね!
生(行)きたい方向に使うエネルギーは大きい方がいいよね。
関係ないものにエネルギーを注いでいたら、生(行)きたい方向に使うエネルギーが小さくなっちゃうでしょ!
だからね、最初に、自分をブロックしているものは何かなって考えて、それを解消しておくと、アクセルを踏んだ時にスムーズに進んでいけるんだよ。
じゃ、私も、今抱えている問題は何かを自問自答してみます♪
ワーク
- 今、抱えている問題を自問自答して、書き出してみましょう。
身体、お金、人間関係、家族関係、仕事・・・について
- それが本当に問題なのかをもう一度考えてみましょう
- 本当に問題だと思うことは、解消リストに書き出し、解消しましょう
ブレーキから足を外して、ルンルン・ランランで進んでくださいね!