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仲良くする相手を間違ってるかも

昨日ね、娘と話をしていて、「こう考えたらいいかもね」って伝えたら、娘は「私には無理」とか「私にはできない」って言うんです。

 

難しいこと言っていないのに、なんかそれが口癖で…

 

私は娘のことをすごくできる子だって思っているし、輝くところがたくさんあるのに、もったいないなって思っているんですよ。

 

 

娘さん、もったいないね。

 

仲良くする相手を間違っているんだね。

 

 

 

 

あ、病気の人にもそういう人ってたくさんいるんだよ。

 

「私、病気だから食べたいもの食べられないし、人生楽しめないんです」とか、「ガンだから病院ばかり行ってて時間がないんです」って言う人たち。

 

そういうことを言っても、ぜんぜん構わないんだけど、仲良くする相手を間違っているなって思うんだよね。

 

 

 

どういうことですか?

 

 

うん、仲良くする相手って、外の人ってみんな思うけど、本当に影響を与えている人は内なる人なんだよ。

 

頭の中で出てくる会話ってあるでしょ!

 

 

はい、あります。

 

とめどなく出てくる会話。

止めることができません。

 

 

そう、止めることができないよね。

その会話をしている相手なんだ。

 

 

え?相手なんているんですか?

 

 

いるよ~、そりゃぁ。会話だもん。

 

 

 

でね、実生活で仲良くなりたい人がいたらどうするかって考えてみて!

 

 

そうですね。

 

仲良くなりたい人に近づくことですかね。

一緒に遊んだり、会話したりするところから徐々に仲良くなっていくという感じですね。

 

 

あ、思い出した話があるんですが、明治維新のときに活躍した有名な人に大久保利通(おおくぼ としみち)という人がいるんですが、大久保さんは主君となる島津久光(しまづ ひさみつ)に近寄るために、島津さんが大好きだった囲碁を習い、それが気に入られて出世していったという話がありますね。

 

 

『釣りバカ日誌』のはまちゃんなんて、すーさんと仲良しなのも、釣りと言う共通の趣味で身も心も近い空間にいたからだと思います。

 

 

そうそう!

 

「あの人と仲良くなりたい」とか「あの人みたいになりたい」って思ったとき、その人と仲良くなれるように近づいたり、話をしたりするわけだよね。

 

その人のことを考えて行動するってことだよね。

 

 

 

これ、実は、とっても大切なことで、自分の外面の世界以上に内面の世界に効いてくる話なんだよ。

 

 

 

もっと、わかりやすくいってください。

 

 

そうだね。

 

「私、明るい人になりたいんです」という思いがあったら、自分の明るい部分と仲良くならないといけないの。

 

自分の明るい部分のことだけを考えた方がいいに決まっているの。

 

自分がいかに暗いかなんて考えれば考えるほど、暗い自分と仲良くなっていくんだよ。

 

考えている存在と仲良くなるんだから、明るい自分のことだけを考えればいいの。

 

 

内面の場合、「仲良くする」というのは、「意識を向ける」っていうことね。

 

「意識を向ける」っていうのは、「そのことについて考えをめぐらす」っていうことだよ。

 

 

言われてみるとそうですね。

 

 

病気だって同じだよ。

 

「私、健康になりたいです」って思っているんだったら、自分の身体や精神の健康的な部分と仲良くなることが大切でしょ。

 

だから、例えば胃の病気ですって言うんだったら、胃のことはケアしたら「胃が病気だ」なんて考えなくっていいの。

 

腸が動いてくれる、肺が動いてくれる、頭だって健康に動いてくれているなぁ、ありがたいなぁでいいの。

 

「胃のことを考えない」って考えるほど、胃のことを考えるから、胃のこと以外を考えるんだよ。

 

目の前に花があれば、この花のどこが一番きれいかなとか、どんな香りがするんだろう?って思えば、胃のことなんて考えなくなるの。

 

また胃のことを考えている自分に気が付いたら、脚が動くなんて素敵だなぁ、散歩しながら風や匂いを味わってみようって、考えの方向を変えてあげればいいだけ。

 

 

 

脚が痛い、腰が痛いとかも同じようにするの。

 

 

元気な自分と仲良くなればなるほど、元気になっていくんだよ。

 

 

そうですね!

 

「自分は変わりたい」って思う人は、周りに多くいるけど、それは嫌な自分(と思っている部分)と仲良くしていただけで、素晴らしい自分(と思う部分)と仲良くするだけで、本当に変わりますもんね。

 

 

そうなんだよ。

 

だからね、自分に自信がないから整形する人っているよね。

 

別に整形したければ整形していいと思うけど、整形しても「嫌いな自分」と仲良くしているのが変わらなかったら、やっぱりそのうち自分を嫌いになってしまうんだ。

 

 

でもね、不思議なことに、自分を好きになっていくと、整形をしなくても変わっていくんだよね~!!!

 

 

 

だからさ、娘さんも、本人が好きな自分と仲良くなるってことを、どこかで気が付いてほしいね。

 

 

親が言っても、家族だとブロックしちゃうからね。

 

 

本当は、こういった考え方を学校教育のときから教えてもらえると、自殺者数も減るし、病気も減っていくし、和をもった日本がまた出来上がってくると思うだけどね。

 

 

そうですね。

 

まずは私自身が自分のことを愛して、好きになって、そういった姿を見せながら娘と本心から関わって見たいと思います。

 

 

お!

 

さすがだね(*^^*)

まずは大人が善き方向にシフトしないとね。

子どもは大人の背中を見ているからね♪

 

 

僕も意識してみるね!

今日は、僕にとっても非常に大切な内容だったよ。

ありがとう☆

 

 


【ワーク】

※「わからない」という回答はしないでくださいね♪

 「わからない」はエゴが自分を知られたくないという思いで出す回答となります。その扉を開いたときに、もっと素敵な自分と再会することができますよ(*^^*)

 

 

1.自分の嫌なところを書き出す

2.自分の好きなところを30個書き出す

3.1で書き出した嫌なところが、もしチャームポイントだとしたら、どう解釈すればいいかを書き出す。

4.鏡に向かって「私は自分を愛して受け入れている」と30回言葉に出して言う

5.1~3をたまに読み返しつつ、4を毎日行う