今回は慢性疲労症候群とその原因になる思い込みについてです。
軽い気分で読んでいただき、人生を楽しむ一つのツールとして活用してくださいね(*´з`)
慢性疲労症候群
慢性疲労症候群は比較的新しい疾患で、1980年代から知られるようになったものです。
最近では小学生などの子供にも症状がみられるようになっていますね。
現段階では特効薬のような薬はまだない状態ですが、多くの方が2~5年ほどで治るとされています。
中には線維筋痛症との併発される方もいますので、決して侮ることのできない病気です。
症状としては以下の症状が続いたりします。
微熱や悪寒
リンパ節(首や脇)の腫れ
原因不明の筋力低下
筋肉痛や前進痛
軽く動いただけなのに長く続く倦怠感
原因不明の頭痛
精神神経症状(思考力低下、集中力低下、物忘れ)
臨床検査などでは異常が見られないということで、病院からは「気のせいでしょう」とか「心療内科や精神科に行ってください」と言われるケースもあるようです。
24時間、半端ない疲労感が付きまとうのは、本当に大変なことです。。。
慢性疲労症候群と思い込み
では、当院では一般病院とは違った視点から考えてみます。
患者さんの中には身体を整えて言ったらラクになったというケースもありますが、今回は慢性疲労症候群の原因になる思い込みについてです。
一般的な疲労感につながる思い込みとしては以下のようなものがあります。
頑張らなければいけない(が過度経過)
物事に対する精神的な抵抗
退屈
⇒やる気が起きない
慢性疲労症候群では、頑張らなければいけないという思いで生きてきたが、その時間が経過するごとに無意識に物事に対する精神的な抵抗が生まれてしまい、それが身体に『継続疲労』という形で現れてきたと考えられます。
ですので、慢性疲労症候群の原因になるような思い込みは、以下のようなもの、またはそれに似たような思い込みになります。
能力を超えた要求を自分自身に課している
能力以上を求められる環境でもがいている
自分が役に立たないことへの恐怖
心の支えがなく今と未来への恐怖感
ストレスでボロボロになっている自分はダメだという考え
などです。
この世にいるということは、言い方を変えればこの世から存在していいよっ受け入れられている状態なのです。
だから、あなたはあなたで、もうすでに存在していいし、要るだけで価値があります。
そうはいっても、もしかしたら、何か結果を残さないと自分には価値がない、人の役に立たないと自分には価値がない、今のままでは自分には価値がない・・・という思い込みから脱することができないかもしれません。
そんな時は、おまじないがとっても有効です。
以下のステップで、おまじないをやってみましょう!
【ステップ1】
落ち着く
【ステップ2】
いい気分になる
【ステップ3】
おまじない
「私には価値がある
人生は思った以上に
うまくいくものだし楽しいものだ」
とラクに自分に向かってささやいてあげる
《解説》
まずは落ち着きましょう。
「え?自分は落ち着いているよ」
と思うかもしれませんが
落ち着くことを意識するのとしないのとでは
雲泥の差があります。
無意識に呼吸が浅くなっていたり
同じ姿勢で身体が硬くなっていたり
なんとなく心が焦っていたりすると
自分の身体に注意を向けにくくなります。
ひとはそれぞれ注意を向けてもらいたいと思っているように、身体も同じように注意を向けてもらいたいのです。
注意を向けてもらえないと、症状を出して注意を向けてもらおうと頑張ってしまいます。
ですので、まずは落ち着いて、自分の身体がどのような状態か、緊張しているかな、呼吸は浅くなっていないかな、など身体に意識を向けてあげてください。
だんだんと身体がラクになってきます。
次に、ちょっとだけいい気分になってください。
リラックスする音楽を聞く
アロマを嗅ぐ
好きな人を創造する
ペットをなでてあげる
小鳥のさえずりを聞く
自分がちょっとだけいい気分になることをやり、心をちょっとだけ上に向けてみましょう。
そして、おまじないを自分に向かって言います。
「私には価値がある
人生は思った以上に
うまくいくものだし楽しいものだ」
自分に優しく伝えるように言ってみてください。
1回だけじゃなく、8回から10回ほど言うといいですよ。
無理にそのように思うこともありません。
頑張って「そのとおりだ」と感じようとしなくていいです。
ただ、自分と言う存在に対して語り掛けるように伝えてください♪
もしあなたが慢性疲労症候群で悩んでいるとしたら、今回の記事が少しでも元気に貢献出来たら嬉しいです(*^^*)