('ω')ノ
なんかこの前、「身体は本当の自分ではないんだよ！」って言ってましたが、それって何かなって思って、その辺を教えてほしいんですよ～。
その前に、『本当の自分』って何ですか？
(*´з`)★
ほいほい。
『本当の自分』を『本質的な自分』と思ってもらっていいからね。
『本当の自分』ってね、はつらつしていたり、興味のあることを（一人でも）ワクワクしながらやっていたり、ご機嫌だったり、自然と歌を歌っていたり、何かに熱中したりしている自分。
人は生まれ持った「強み」というものを持っていて、その強みを発揮している自分。
たとえば、黙々と一つのことを探求していくことを強みとして持っている人がいれば、たくさんのことに興味を以て転々と興味の赴くままに楽しさを追及していく強みを持った人もいるの。また、人のためとか社会貢献することに長けているという強みを持っている人もいれば、芸術的な表現をすることに強みを持っている人がいる。
強みの部分をやっているとき、端から見ると一生懸命に努力しているように見えるけど、本人は努力しているなんて思ってもいない状態で、ただ楽しくって集中している状態なの。
そうだね、車会社のホンダを築いた本田宗一郎さんを例に挙げるとね、本田宗一郎さんは寝る暇もないくらい、ご飯を食べる時間もないくらい車の開発をしていたんだよね。
周りから見たら、寝る暇も惜しんで、ご飯食べる時間も惜しんで車の開発、この人はなんて努力しているんだ！頑張りすぎだろう！そこまで自分を痛めつけなくてもいいのに！まず休んだ方がいいんじゃないのか！
って、思っちゃうよね。
でも、本田宗一郎さんは楽しくてそれをやっていたの。寝るよりも、ご飯を食べるよりも、車を作ることが楽しかったの。
だから、本人は努力しているとか、頑張っているとか、つらいとか、そういったことは思っていないんだよ。
本当の自分で生きるっていうのは、端から見たらミラクルなことが、自然と起きちゃうような状態なの。
('ω')ノ
なるへそね！
本当の自分で生きている人ってイメージすると、なんか自由で輝いて生きている人って感じですね♪
いいなぁ。。。
やりたいことをやりたいようにやる人って、角度を変えてみると、なんか周りに迷惑をかけている人のように感じるけど、それとは違うんですか？
(*´з`)★
そういう人もいることはいるんだけどね、解釈が違ってくるんだよ。
『本当の自分』で生きている人は、他者との共存として自分も他者も活かすように動きやすいんだ。
たとえばね、ある人が「ロケット飛ばしてなんかワクワクする未来を手にしたい」って思っちゃったとするよね。
その人が「ロケット飛ばしたいんだけど、僕は設計できないし、お金もない。でも、人と人をつなぐことはできるから、協力してほしい」って活動するようになれば、設計する人が現れたり、お金を集めることに長けた人が集まってきたりする。
設計する人は設計することが大好き、お金を集める人はお金を集めることが大好きだとしたら、お互いの『大好き』が集まって前進できるでしょ！
これって、それぞれがwin-winの関係で進めることになるよね。
それが「私、そんなに好きじゃないけど設計できるよ」っていう人に設計を任せると、その人は好きじゃない設計に追われるようになるから、幸せじゃない。なんか「使われている」って感じになってくる。
そうなると、給料が低いとか、残業が多いとか文句を言うようになるんだよね。
自分が「好きじゃないけど設計できるよ」って手を挙げたばかりに。そう、『本当の自分』を無視して手を挙げたばかりに。
だから、『本当の自分』で生きている人同士がつながると、ものすごい変革がスムーズに起きちゃったりするし、そこにはわがままとかそういうものがなくなるんだよね。わがままじゃなく高みを目指す提案として受け取られるから。
('ω')ノ
なるほど～
まさに他力で成り立つ社会ですね！
そして、気が合う仲間たちになりそうで、楽しそうな社会☆
さて、前置きがいつも長くなるんですが、そろそろ「身体は本当の自分ではないよ」っていうお話、聞かせてくださいな。
(*´з`)★
そうだね！
身体ってすべてをコントロールできないよね。
心臓の動きとか、内臓の動きとか、免疫の働きとか、脳の働きとか。
本当に100％自分なら、100％コントロールできるだろうけど、コントロールできない部分が多いと思わない？
('ω')ノ
たしかにそうですね！
考えてみたら、コントロールできる部分って、少ないかも！
動かしたいように動かせる部分しかコントロールできませんもんね。
呼吸なんて止めたら死んじゃうし・・・
(*´з`)★
そう。
そう考えると、コントロールできない部分が僕たちの命を生かしてくれているって考えられるよね。
つまりね、『本当の自分（本質的な自分）』とは関係ない『身体さん』がいてくれるっていうこと。
もちろん、影響はしあっているんだけどね。
『身体さん』がいてくれることで、僕らは生きていられるの。
('ω')ノ
おお、身体さんがサポートしてくれているんですね！
(*´з`)★
そ！
サポートしてくれているんだよね。
わからないところで、一生懸命にサポートしてくれているんだよ。
あなたに誰かが助けをくれたら、あなたは何て言う？
('ω')ノ
「ありがとう」っていいます。
「感謝してます」って伝えるかもですね。
(*´з`)★
じゃ、身体さんには伝えてる？
('ω')ノ
・・・つ、伝えていないです。
(*´з`)★
身体さんは言葉を話すことはほとんどできないから、五感を通してメッセージをくれているんだよ。
調子がいいときも、調子が悪いときも。
('ω')ノ
五感を通してのメッセージですか？
(*´з`)★
そ。
たとえば、何もしたわけじゃないけど、調子が悪いとか、○○が痛いとか。
そういったことはない？
('ω')ノ
頭痛とかありますかね。
時々、肩や腰も痛くなりますね。
(*´з`)★
それ、知らないうちに、身体さんが頑張りすぎているからかもしれないよね。
あなたに気が付いて～
私、一生懸命にサポートしているんだけど、休みたい時だってあるの！
あなたに気づいてって思うときだってあるんだから～！！！
ってな感じで、身体さんがメッセージをくれているのかもよ。
('ω')ノ
そんな考え、なかったです。
「頭が痛いなぁ、頭痛薬を飲もう」ってなっていました。
(*´з`)★
もし、あなたが誰かをサポートしていて、あなたに疲労がたまってきてしんどくなってきたとするよ。
サポートしている人から、「あ、疲れたの？栄養ドリンクあげるね」ってだけ言われて、感謝もされないし、休んでねとも言われないし、大丈夫などの気を配ってくれることもなかったら、どう思う？
('ω')ノ
こいつのこと、もうサポートしたくない！
離れてやる！
って、思います。
(*´з`)★
そうだよね。
でも、身体さんはあなたから離れることができない。
この世に命を授かったときから、「共同して生きようね」ってあなたとの誓いがあるから、絶対に離れることはないの。
('ω')ノ
けなげですね・・・
(*´з`)★
そうだね。
で、そんな身体さんが一生懸命あなたを信頼してサポートしているのに、冷たく扱ったり、メッセージを受け取ろうともしなかったらどうだろう？
気づいて～
気づいてよ～
って、もっともっと強いメッセージを出すようになるんだよね。
それが、痛みだったり病気になったりするの。
('ω')ノ
がび～ん！！！
じゃ、どうやって身体さんを扱ってあげればいいんですか？
(*´з`)★
メッセージを聞いて、声をかけてあげるの。
たとえば、頭が痛かったら・・・
「頭ちゃん、頑張っていてくれたんだね、ありがとうね、ラクになっていいからね」って。
もちろん、病院に行かなくていいっていう話ではないよ！
時にはきちんと病院で診てもらうことだって大切だから。
でも、ちゃんと身体さん（ここでは頭ちゃん）に気が付いて、感謝して、ラクになっていいからねって声をかけてあげることが大切。
もしかしたら、気が付いてあげたらす～っと痛みが緩和したりなくなるっていうこともあるから。
('ω')ノ
ちゃんと気が付いてあげて、受け取ってあげて、声をかけてあげるってことですね。
(*´з`)★
そう。
手を当ててあげたりしてさ。
そうやっていると、不思議と自然治癒力や免疫力が高くなっていくよ。
身体さんはインナーパートナーの一人で、あなたを今までずっとサポートしてきてくれているよ。
でも、身体さんを無視していると、病気になったり、痛みが出たりすることもある。
病的な状態が出ないとしても、やりたいのに手が出ないとか、行動したいのに行動できないとか、日常的に自分の意図と別の方向に歩むことになることもあるんだよ。
そしたらね、自分がやりたいことがスムーズにできなかったり、ここ一番っていうときに力が出なかったりするの。
それって、結構大変なことだよね。
信頼関係が崩れているから。
だから、身体さんとの会話をきちんとする時間を取るようにしてみてね。数秒でもいいからさ。
そうすると、もっともっと幸せな人生が歩めるようになっていくよ～！
【今日のワーク】
身体さんのメッセージを受け取って感謝してみよう！
例：腰）
腰ちゃん、痛いのね。
いつも頑張ってくれてありがとうねぇ。
ラクになっていいからね～