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内面の構造1

今日はちょっと休憩

僕の知識の貯蔵として。

 

 

 

人の内面には階層があるようです。

 

地球は行動の星と言われるほど、行動が重要視されます。

それは分かります。

 

 

でも、「行動しろ」「行動しろ」「何も考えることなんてしないで、とりあえず行動しろ」というのも違うって感じしませんか?

 

 

実際に、ブラック企業や宗教ではそのように洗脳します。

 

 

 

考えることをさせない仕組みを作り、行動だけをするように洗脳します。

 

 

 

たとえば、

 

「○○○の○」では、外界での情報に接することを禁止したり、外は悪魔で支配されているから外のこと(現実)には出来るだけ見向きしないようにね

 

って洗脳することで、真実を知ることを妨げ、宗教があたかも正しい、その宗教にしか未来がないという恐怖観念を植え付け支配します。

 

 

 

これが、『行動』のみの宗教やブラック企業となります。

 

 

 

 

でも、実際に魂のレベルから考えるとどのような仕組みになっているのだろうか?

 

 

って、考えると・・・

 

 

 

確かに、行動は大切です。

 

たとえば、ご飯を食べるという行動をしないと生きることができないので、行動は大切。

 

 

でも、その前に、「この食べ物を食べてもいいのか、安全なのか?」という『思考』の層があります。

 

 

『思考』の層をクリアした結果、『行動』が生まれるのです。

 

 

 

『思考』には、人と比較することで生まれることや、社会的な(意味のない)常識が干渉することが多々あります。

 

 

たとえば、高級車に乗りたい、立派な家に住みたい、地位や名誉が欲しいと言ったものです。

 

 

本当に乗りたい・ワクワクするような車があるにもかかわらず、お金を手にしたら社会的に立派に見られたいと思って高級車を手に入れたり。

 

これを繰り返していると、幸せにはなりません。どこまで行っても社会的な指標が付きまとうため、欠乏症から逃れることができないのです。

 

 

 

では『思考』を決めているものは何でしょうか?

 

 

 

それが『感情』です。

 

 

『感情』がいい気分になる『思考』を持つことで、いい気分になる『行動』が出来るようなります。

 

 

 

『感情』は『思考』の原動力となります。『思考』は『行動』の原動力となります。

 

 

たとえば、恐怖という『感情』がありますね。

 

生きていけないのではないか

家族を安全に暮らせることができないのではないか

人から嫌われるのではないか

 

という恐怖の『感情』です。

 

 

よく宗教や恐怖心を煽るコンサルなどで使われます。

 

 

恐怖の『感情』は、「○○をしなければいけない」という義務的な『思考』を生み出します。

 

義務的な『思考』から義務的な『行動』が生み出されます。

 

これを僕は負の思い込みによる『行動』と言っています。

 

 

 

たとえば、人から嫌われたくない(嫌われる恐怖)という感情から、あの人に貢物をしなければいけないという思考になり、そのような行動を続けていたとします。

 

そうなると、相手が人をモノのように考える人であれば、「いい獲物がかかったな」と考えるでしょうし、相手が良識のある人なら「この人大丈夫かな?ストーカーかな?怖いな」となります。

 

結果的に、相手は離れていきます。

 

 

 

負の思い込みによる『行動』は結果的に負の現実になるように自分を導きます。

 

 

 

恐怖などの『感情』は良い悪いではありません。

というか、良いものでもあります。

 

恐怖に気が付けば、「自分はどのようなものに恐怖を抱いているのか、そしてその反対側にある安心とはどのような状態なのか」と知ることができるからです。

 

 

そのように『感情』を使います。

 

『感情』の方向に『思考』と『行動』が進むことを知っていれば、負の『感情』になっているときは、それとは反対の正の『感情』は何かなと考えましょう。

 

 

負の『感情』は、それに気が付かせてくれるもっともよいものです。

 

負の『感情』が無ければ、正の『感情』に移行することができません。だから、負の『感情』はとっても大切な感情だと受け入れてください。

 

 

 

 

では、今度は『感情』は何をベースにしているかということが重要になってきます。

 

 

 

『行動』のベースは『思考』

 

『思考』のベースは『感情』

 

では、『感情』のベースは何なのか・・・?

 

 

 

それが『本当の自分』です。

 

『ハート』と行ったり、『本質的な自分』と言ったりします。

 

 

 

『本当の自分』(ハート)の導くままに生きると、無理することなく『行動』ができ、それによってもたらされる幸福は本当の幸福と言えます。

 

 

『本当の自分』(ハート)ではなく、他人軸だったり、小さい時から植えつけられた偽りの生き方、社会的な生き方をすると、どんなに他人から見て幸福だと思えるような現実を迎えても、一時的に幸福だと思うことがあっても満たされなくなってしまいます。

 

 

 

赤ちゃんの時は『本当の自分』(ハート)で生きているので、全てが上手くいきます。

 

他者も協力してくれます。

 

自分の望みがハッキリしているので、嫌な時は泣いて嫌だということを素直に表現します。『本当の自分』(ハート)に従っているときは良い気分なので笑顔で安心して過ごすことができます。

 

 

 

小学生・中学生になると『本当の自分』(ハート)ではなく社会的な部分や家族・他者を自分よりも優先して過ごし、他者に嫌に思われたくないという観念(負の思い込み)を持つようになり、『本当の自分』(ハート)を無視するようになります。

 

 

それは、その時の環境において生きるために必要だったかもしれませんが、それが通常かしてしまうと、それが必要ではなくなった大人の状態でも負の思い込みを前提とした生き方をするようになります。

 

 

 

たとえば、親に問題があり、その親に気に入られるように自分を押し殺して自分の意見を言わない子供時代を送っていた人は、大人になって自分の生活に親が関係しなくなったというのに、自分の意見を言わないという負の思い込みを継続して持つことで、自分の意見を言えない自分を(無意識に)演じるようになります。

 

結果として、あの人は何を考えているのかわからないと思われたり、自分でも自分が何を考えているのか、どうしたいのかわからないという状態に追い込まれてしまいます。

 

 

 

本当に大変な状況だと思います。

 

このような人は少なくありません。

 

 

 

でも、それこそが、『本当の自分』(ハート)に気が付くチャンスなのです。

 

 

心と現実がちぐはぐで、自分はどのように振る舞いたいのか、自分はどのように生きたいのか、自分のワクワクは何なのかって分からない人は、その時からわかろうとしていけばいいだけなのです。

 

 

 

『本当の自分』(ハート)の上に『感情』があり、『感情』の上に『思考』があり、『思考』の上に『行動』があります。そして、『行動』の上に『現実』があります。

 

 

『現実』を変えたければ、『行動』を変える必要があります。『行動』を変えたければ『思考』を変える必要があります。『思考』を変えたければ『感情』を上手に使う必要があります。『感情』の使い方を正しくするためには『本当の自分』(ハート)を知る必要があります。

 

ただし、『本当の自分』(ハート)は目に見えるモノでもなく、認識することもできません。だから認識できる『感情』を上手に使っていくことが大切になっていくんですね。

 

 

 

と、今日、浮かんできたことはここまで。

 

また、内面でまとまるのを待つとしますね。