今日は『ジョブズ最後の言葉』をお伝えします。
この言葉は、アップルの創業者でもあり、アメリカ国家技術賞を受賞し、ピクサーのCEOにもなったことのあるジョブズが、人生の最後が近づいているときに身近な人に話した言葉です。
ちょっと分かりやすく、語り口調にアレンジしました。
=====ここから=====
私は、ビジネスの世界で成功の頂点に達したことがある。
他の人たちの目からは、私の人生は成功そのものだったように見えるだろう。
だけどね、仕事以外の事となると、喜びはほとんどなかった。
人生の終わりには、富は私が積み上げてきた人生の一つの事実でしかない。
この瞬間、つまりね、病床に横になり今までの人生を振り返っていると、私は気が付いたんだよ。
私がずっとプライドをかけて築こうとした認められることや富は、死を目前にした今では色あせて、何も意味をなさなくなっているということに。
暗闇の中で、生命維持装置のグリーンライトを見て、機械音を聞いていると、神の息を感じ、死がだんだんと近づいていることを感じるんだ。
やっとわかったことがある。
僕らは人生で十分にやっていけるだけの富を積み上げたら、富とは関係のない他のことを追い求めるべきだ。
もっと大切な、他の何かを。
それは、人間関係、芸術、そして小さいころからの夢かもしれない。
そういったものを、求めるべきなんだ。
終わることのない富への追及は、人を歪ませてしまうだけだ。
私のように。
神は、私たちに誰もが持っている愛を感じさせる感覚を与えてくれた。
それは富によってもたらされる幻想とは違う感覚だよ。
僕がかちえた富は、あちらには一緒に持っていけないんだ。
僕が持っていけるモノは、愛によって得られた思い出だけだ。
それが本当の豊かさで、あなたに寄り添ってくれるものだし、あなたに力を与えてくれる、そしてあなたの道を照らしてくれるものだ。
愛は何千マイルも旅をする。
人生には限界はないよ。
あなたが生きたいところに行けばいい。
あなたが到達したい高さまで登ればいい。
全てはあなたの心の中にある。
そして、あなたの手の中にあるんだ。
世界で最も費用のかかるベッドは何だと思う?
それは、病床だよ。
あなたは、あなたのためにドライバーを雇うことができるし、あなたのためにお金を作ってもらうこともできる。
でも、あなたの代わりに病気になってくれる人はいないんだ。
物質的なモノが無くても、また見つけることができる。
でも、無くなったらもう決して見つけることができないモノだってあるんだよ。
それが人生、命だよ。
人が手術室に入るとき、彼はまだ読み終えていない本があることに気が付くんだ。
『健康な生活を送る本』という本をね。
今の僕らが人生でどのステージにあったとしても、時間と共に、僕らは人生の幕を下ろす日に直面するんだ。
あなたの家族のために愛を大切にしてください。
あなたのパートナーのために、あなたの友人のために。
そして、自分を大切にしてください。
他の人も大切に。
=====ここまで=====
あなたは何を感じましたか?
これからどう生きようと思いましたか?
今できるちょっとした『自分を大切にすること』はどんなことがありますか?
今、身体や心に元気がない方は、まず自分を大切に扱って身体や心を元気で満たしてくださいね♪
今日もありがとうございます☆☆☆