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カーネルサンダースの教え

こんにちは!

 

今日の朝は曇っていましたが、9時過ぎると太陽も元気に日差しが強くなってきました。

 

風がちょっと涼しいですが、日光が強いのでマスクをしたまま歩いていると暑さを感じますね。

 

細目に水分補給をしてくださいね(^^)

 

 

 

さて、あなたはカーネルサンダースさんをご存知ですか?

 

ケンタッキー・フライドチキン(KFC)の店頭に立っている、恰幅の良い白スーツの笑顔のおじいさん。あれがカーネルサンダースさんですね。

 

 

 

カーネルさんの生き方って、とても勇気をもらいます。

 

 

 

カーネルさんはレストランを経営していました。道沿いにあったレストランだったので、それなりに繁盛していました。

 

ところが、その道と並行するように国道ができました。バイパス国道ですね。車はそちらを走るようになり、カーネルサンダースさんのレストランへの客足は瞬く間に減りました。

 

カーネルさん、結構頑張ったんです。粘りましたよ。それでもやっぱりレストランは経営が厳しいくなり、たたむことにしました。

 

もうその時は無一文です。

 

 

 

年齢は60歳を優に超えていました。

 

 

 

月に入ってくる収入は年金のわずか105ドル。

 

 

 

カーネルさん、どうしたかといいますと、「もう、前しか見ない!前にしか進まない!」って決めたんです。

 

 

 

新しいレストランを始める資金もありませんでしたし、新しい技術を身に付けるほどの期間もありませんでした。

 

 

 

そこで考えたのが、『今自分があるモノ』を使って、何か出来ないかという事でした。

 

 

 

ぴんときたのは、自分のレストランで好評だった大人気メニューのフライドチキンの作り方、秘伝のスパイスが絶妙だと評談だったフライドチキンの作り方・レシピを他のレストランに売ることを考えました。

 

 

 

カーネルさんは自分で作ったフライドチキンを、レストランに売るのでは体力が持たないし、それほど多くも作ることができないとわかっていたので、そのレシピを使って収入を得ることを考えたんですね。

 

 

 

で、レシピを打っただけでは一度きりの収入だけで終わりだから、それでは商売にならないと考え、レシピを使って売れた分だけその何パーセントかを頂くという契約にしました。

 

 

1ピースにつき数セントのロイヤリティというモノです。

 

 

 

これはい行ける!

 

レシピだけの価格であれば高額にしなければいけないけど、1ピースにつきのロイヤリティであれば、お店も支払いやすいのではないだろうか!

 

我ながらいい案だ!

 

 

 

 

って、もう盛り上がって意気揚々としてレストランに営業するようになりました。

 

 

 

 

ところが、老齢のおじいさんの飛び込み営業は、なかなか骨の折れる仕事でした。

 

 

何件回っても、同じ答えが返ってきます。

 

 

NO!

 

 

 

どこに行っても、同じ答えが返ってきます。

 

 

NO!

 

 

 

それでも、カーネルさんに出来ることはそれだけ。

 

だから、それだけに集中し続けました。

 

 

移動は自動車。

 

なけなしの年金をガソリン代に使い、出費を抑えるために車中泊。65歳のおじいさんにはなかなかハードな日々でした。

 

しかし、このおじいさんにはビジョンがありました。理想が明確に在りました。それに進んでいる最中、何度「NO」と言われようが、ゴールが明確だったのでドンドン進むことができました。

 

 

 

 

そして、1009回、「NO」と言われ、それでも「次!」という感じで1010件目に営業をしたとき、「じゃ、うちで使ってみよう」と、レシピを使ってくれるお店に出会うことができました。

 

 

 

そこから、2件目、3件目と増えていき、フランチャイズのアイデアが成功し、73歳のころにはKFCのチェーン店は600を超え、アメリカ最大のフランチャイズ業績を達成しました!

 

 

 

 

今では世界の80カ国以上で1万店舗以上に広がる最大級のファーストフードチェーンと広がったのです。

 

 

 

その一歩は、カーネルさんのレストラン倒産から始まった物語でした。

 

 

 

カーネルさんは自分の業績を振り返り、こう言ったことがあります。

 

 

 

「自分には特別な才能があったとは思えない」

 

 

 

カーネルさんは若いころは職を転々としていたようです。だから、自分には特別な才能があるとは思えなかったようです。ただ心がけていたのは、一つ一つの職を一生懸命にやっていたこと。それが成功の要因だったとインタビューで振り返っていたそうです。

 

 

 

 

カーネルサンダースが守った二つのルール

 

 

出来ることはやりなさい

 

やるなら最善を尽くしなさい

 

 

 

 

 

自分を普通の人だと思ってもいい、特別な才能が無いと考えてもいい。ただ、上の二つのルールを徹底すると、どうやら自分のための道が開けるようです。

 

 

 

 

もちろん、自分に嘘をついて生きないということが前提です。自分に嘘をついて生きるようだと、人を嘘に導いてしまうから、結果として成幸には至りませんよね。

 

 

 

 

自分のビジョン・目的を明確にしたら、今度はそれにつながる道を考えてみる。

 

 

 

そして・・・

 

 

今日をどう過ごすか?

 

今をどう過ごすか?

 

 

 

 

立派な事とか小さなこととか、自分でレッテルを貼らないで、「出来ることはやる「やるなら最善を尽くす」で進めば、きっと今以上に幸せな日々を過ごせるようになるのかなと思います。

 

 

 

 

今日をホッと過ごしながらお楽しみくださいませ♪