本当の愛からの言動や行動は、相手に見返りを求めませんよね。
たとえば、赤ちゃんを育てるお母さん。
毎日毎日、オムツを交換したり、おっぱいやミルクを与えたり。寝る間も無いし、疲れもたまるしで大変だけど、淡々と行います。
そこには、赤ちゃんが大きくなったら私の生活をみてもらおうとか、後で稼いでもらうわよと言ったような見返りは一切ありません。
愛からの行為だからです。
見返りを期待しないで自分からエネルギーを与えていると、なぜか自分自身が元気になって来る事があります。
どうやら、自分からエネルギーを与えると、自分の中のエネルギーが充てんされるようです。
これが『フォワードの法則』です。
相手にエネルギーを与えるというのは、大それたものではなく、あなたに出来る些細なことからで十分です。
たとえば、
あなたが病院に入院していたとします。
窓の外に工事現場があります。
工事現場の朝の朝礼の時に集まる人を窓から見れたとしたら、手を振ってみる。
相手が手を振りかえしてくれようとくれまいと、そんな見返りは考えません。
ただ、相手のことを見ているよ~、今日もケガに気を付けてね~みたいな感じで手を振ってみる。
それを行っていると、手を振ってくれる相手が出てきます。
別に手を振ってくれることを願ってはいないけど、やっぱり手を振ってもらえると嬉しい感じがします。
そうすると、もっと手を触れるとか、または他のものにもポジティブな行動が出来るとか、エネルギーが高まってくるんです。
コンビニで朝働いていたとします。
来るお客さんに自分から「おはようございます」という挨拶と笑顔というエネルギーを与えます。
相手が反応するかどうかは期待しません。ただ、自分から発するだけです。
相手から反応があればとっても嬉しいですが、相手から反応が無くてもそもそも期待していないので、それほど気にしません。
ただ、相手に与えるだけだから。
でも、それを続けていると、どこかでスイッチが入り、自分の内面からエネルギーが充てんされてきます。
そうすると、もっと大きな声で「おはようございます」って言うようになったり、自然と笑顔が出てくるようになります。
自分の内面からエネルギーが充てんされてくると、何かポジティブに物事を捉えられるようになるようです。
もしあなたが病気だとしたら、ネガティブに感情が行きやすい状況かもしれません。
ネガティブな感情やポジティブな感情、どちらが良い悪いという話ではありませんが、健康に向かうパワーはポジティブな感情の方が強いんです。
でも、無理やり物事をポジティブに考えようとしても、状況によっては難しくなりますよね。
ですので、状況を変えようとか、まわりに変わってほしいとか、そういう『見返り』を一切考えないで、まずは出来るところからエネルギーを出すことをしてみてはいかがでしょうか。
会う人会う人に笑顔を配る。
会話の中で、相手を一か所以上褒める。
手を振る。
自分から愛に行く。
(見返りを期待せず)相手に何かをする。
ちなみに、人に対してだけでなくても大丈夫です。
人と会うことが辛い人は、動物に対して愛を送る(褒めたり、なでたり)のもいいですし、花に対してエネルギーを送る(褒めたり)のもいいですよ!
どこでも出来る事なので、楽しくできるといいですね♪