病気の回復や、痛みの回復・軽減に欠かせないことがあります。
それは、生命力です。
『生命力』と聞いたとき、あなたはどんな印象を受けますか?
生命力っていう言葉は抽象的ですよね。
だって、生きている人はみんな少なからず生命力があるということになります。生命力が無ければ死んでしまいますから。
でも、あなたは知っているはずです。
生命力が高い人もいれば低い人もいるということを。
そして、あなたは知っているはずです。
生命力が高ければ、病気にかかりにくかったり病気が回復しやすいという感覚を。
反対に、生命力が低ければ、体調も優れないし、免疫力も下がり回復も遅くなってしまうという感覚を。
僕は理屈っぽいので「生命力って何だろう?」って考えて、どんどん深みに入っていきますが、そんな問いはいりません。
いるのは、「生命力を高めるためには何をしたらいいか?」という問いです。
脳の機能上、ワクワクすることや興味のあることを考えるとき、免疫力が上がることが確認されています。
身体のホルモンバランスも優れてきて、活気が出てきます。
外見からすると、『生命力が高まった』という状態です。
活気があったり、目が輝いていたり、笑顔があったり、ちょっと行動が早かったり。声に力があったり、楽しそうに見えたり。そんな状態です。
ですので、ワクワクすることや興味のあることを考えるというのは、ものすごく大切な事なんです。
では、ワクワクすることって何でしょうね?
僕もそうでしたが、「ワクワクすることを考えましょうね」とか「ワクワクすることをしましょうね」って言われると、ワクワクって何だろう?って考え込んでしまいます。
その時点で、ワクワクから遠くなっていると気づくまでには結構時間がかかりました。
ワクワクっていうと大きな『何か』を思い浮かべなければいけないと思われがちですが、そんなことはないんです。
たとえば、
花が好きな人は、花屋さんに花を見に行く。
ワンちゃんが好きな人は、ワンちゃんを見に行く。ワンちゃんに触れる。
ダージリンティーが好きな人は、時間を作ってダージリンティーを飲みたいように飲む。
ただ、それだけでいいんです。
旅行に行きたい人は旅行に行けばいいけど、家事や仕事で忙しい人は、毎日旅行という環境に身を置くことは難しいですよね。
だから、旅行できるときは旅行すればいい。でも、旅行できなくてもちょっとしたワクワクや好きなことを一日の中に出来るだけ体験する。
そして、「あ~、癒される」とか「なんか嬉しいなぁ」とか、そういった時間を増やしていけばいいんです。
そうすると、生命力が高まってくるんです。
人間の脳には時間というモノは存在しません。
過去の嫌だった出来事を思い浮かべると、脳の中は『今』嫌な体験をしているように働きます。
反対に、過去の良かった出来事を思い浮かべると、脳の中は『今』良かった体験をしているように働きます。
未来に対しても同じです。
未来に不安や心配ごとばかり抱いていたり考えていると、『今』不安や心配な状態に脳も身体もなってしまいます。
言い換えると、未来の病気の状態を考えていると、その病気の状態に近づこうと『今』身体が働くんですね。
反対に、
未来に希望やワクワクすることや癒されることを考えていると、『今』希望やワクワクしたり癒された脳や身体になっていくんです。
病気で言えば、少しでも楽になった時に、何をしたいかなとか、病気を関係なく、何をしたいか、どうなりたいか『だけ』を考えると、そのように脳や身体が向かいやすくなるということです。
これをするのに何が必要でしょうか?
お金はいりません
人(相手)もいりません
時間だけあれば、どこでもできますよね。
そして、やって嫌な事でしょうか?
楽しいことを考えるので、決して嫌なことではありません。
ただ、今まで不安や心配事、不平不満などばかり考えてきた人にとっては、なかなか希望やワクワクすることや癒されることを考え続けるということは難しいかもしれません。
考える事って、人それぞれの癖があるから。
でも大丈夫です。
単なる癖だから!
癖は、意識することで、繰り返すことで直っていくから!
大切なのは、あなたが『何を選ぶか』
あなたが『どうなりたいか』
です。
学力を上げたいのであれば、勉強するしかないように、幸せになりたいのであれば幸せなことを考えるしかありません。
健康になりたいのであれば、健康になった自分がどのように振る舞っているかを考えるしかありません。
人によっては簡単なようで難しいかもしれませんが、やる価値は絶対にあると思います。
私、どうなりたいんだろう?
私は何が欲しいんだろう?
私はどんな未来に生きたいんだろう?
今が何歳であっても、出来るワークですね♪
是非、やっていただけたらと思います。
あなたが今よりもちょっとだけ幸せになっただけでも、あなたの周りにいる人たちに元気を与える存在になれます。
何より、僕が嬉しいです☆☆☆