整理整頓と自律神経(交感神経と副交感神経)の働きについての説明となります。身体・人間関係・仕事などあらゆる面(もちろん、そのうち一つでも)で問題を抱えている多くの人に共通している部分があります。それはどこかが整っていないこと。家の中かもしれませんし、身なりかもしれません。机の上かもしれませんし、カバンの中かもしれません。整理整頓をしていない人みんなが不調になるというわけではありませんが、不調になる人の多くに整理整頓されていない部分がみられる傾向があります。
「整理整頓してくださいね」というお話ではありませんので、気軽に聞いてください。
もし、整理整頓をしたくなったら、是非楽しみながら行っていただけたらと思います。
《目次》
整理整頓の注意点
整理整頓と自律神経
健康になりたいのなら
整理整頓の注意点
整理整頓ってそんなに大きなことを考えるのではなく、気軽に考えてくださいね。
『断捨離』や『ミニマリスト』が流行っていますが、極端にしたい方はすればいいし、気軽にしたい方は気軽にしてください。
極端にしたいときの注意点ですが、誰もが自分と同じように『断捨離』を極めたいとか、『ミニマリスト』を極めたいとは思っていない!というところです。
たとえば、あなたが女性で、旦那さんがいたとしますね。旦那さんはちょっとずぼらな面があるとします。
私はこんだけ頑張って『断捨離』したり『ミニマリスト』として生きようとしているのに、旦那は協力してくれない!旦那のミニマリストとしての意識は低すぎる!
ってなっちゃうと、これはストレスが溜まってしまいますよね。
ですので、相手を相手にしないという感覚で、「私は断捨離をやることが好きだから、私はやりたい・・・やりたいからやっているだけ」っていう気分でやってくださいね。
もちろん、パートナーや一緒に住んでいる人みんなで出来たら最高だけど、私だけでもいいの、やりたいからやっている!これで幸せだわ、ウキウキ♪
という感じでやっていただけたらと思います。
整理整頓と自律神経
自律神経=交感神経(緊張神経)+副交感神経(リラックス神経)
一般的に、日常生活では交感神経が優位に働きやすくなります。
人と会ったり、仕事をしたり、旦那の面倒を見たりすると、緊張状態になったり、イライラしたりします。
そのとき、交感神経が優位に働き、筋肉も硬くなるし、循環も抑えられます。
これはこれで必要な働きですが、これが続くと身体や心に不調が出やすくなります。病気もそうです。
そのため、リラックス神経である副交感神経を刺激してあげることが必要となってきます。
実は、整理整頓をすると副交感神経が刺激されてリラックスモードに入ります。
整理整頓をしてみるとわかると思いますが、たとえ最初が嫌々やっていても知らず知らずに集中してしまっていることはないですか?
その集中モードは副交感神経が活発に働いている状態となります。
部屋も机もきれいになり、神経も落ち着いて精神的にもゆとりが出る。
整理整頓はものすごく身体にも心にも良い影響をもたらします。
副交感神経が優位になると、免疫細胞の働きが活発になりますし、血液循環も促進されます。
ちょっとの疲れなどでしたら、整体を受けるよりも部屋の掃除をした方が取れやすくなります。
整理整頓をしてぐっすり寝るだけで、体と心がハッピーになるんですね♪
健康になりたいのなら
健康になりたいのなら○○をしましょう!というようなテレビ番組が毎日のように放送されていますが、実はもっとも大切なことが欠如しています。
健康になるために最も大切なこと・・・それは、
健康になると決める
健康な生活をすると決める
そう、まずは「決める」ことです。
で、生活自体を変えるということです。
今回お伝えした整理整頓も、してもしなくても選ぶのは自分となります。
ただ、言えることは、整理整頓して損はないですよということ。お金もかからないし、誰でも出来ることです。
家全体を整理整頓しましょうねという話ではなく、身の回りからスタートすればいいだけのこと。
もし、今、身体や心の不調を抱えている状況でしたら、まずは身の回りの整理整頓から始めてみてはいかがでしょうか?
あなたがもっと幸せでもっと健康的になる事を祈っております。
今日も読んでいただき、ありがとうございます☆☆☆