腰痛や肩こり、人によっては毎日頭痛で悩んでいる方がいます。私も腰痛がひどい時期がありました。東洋医学を学ぶようになり、保険では扱わないような整体をするようになってから、全てが一つの原因から起きているしたらどうだろうと考えることが増えました。それでも一つに原因を絞ることはできていませんが、究極的には自分自身で改善解消回復して頂けるのがいいのかなと考えています。今回は一つの試みとして参考にしていただけたら嬉しいです。
一つの試みということで、お伝えするのは足首の骨です。
先日、
「呼吸が浅い人が多いので、深くするにはどうすればいいのか、講座で教えてください」という依頼がありました。
本講座の前に時間を頂いて行うということで、時間をかけない方法をお伝えしてきました。
その時の一つが足首の骨です。
「バランスが大切です」と多くの治療院やテレビなどで聞くと思いますが、バランスはどうして大切だと思いますか。
バランスには
食生活バランス
精神的バランス
肉体的バランス
大きく分けてこの三つがありますね。
それぞれのバランスがとっても大切ですので、このブログでも食生活や精神的バランスのとり方についてお伝えしてきましたが、今回は肉体的なバランスを中心としたお話になります。
さて、ここで直立してみましょう!
直立した状態で、出来る限り斜めになってみてください。
前方向でも後方向でも、横方向や斜め方向でも、あなたの好きな方向で構いません。
その方向に斜めになったら、そこで斜めを維持してみましょう!
窮屈じゃないですか?
意図的に斜めになっているので、すぐに窮屈感がでたり、人によっては腰痛や背中の痛み、肩こりや頭痛が出るかもしれませんね。
もしこれが、日常的に『ちょっとだけ』斜めの状態になっていたらどうでしょう。
本人は気が付かないうちに、身体のあちこちに症状が出てきてもおかしくないですよね。
それが慢性腰痛や肩こり、頭痛の原因になっていることが多々あると感じています。
身体を斜めにしたとき、どの部分だけを大きく変えたかと言いますと、足首の骨です。足首の方向です。
身体にはいくつもの関節があるので、他の関節の動き方も大切になってきますが、今回は足首だけを動かして身体全体を固定した形を取っていただきました。
つまり、足首が変な動き方、またバランスがとれずに動きにくくなっている状態が維持されるだけで、身体全体が窮屈になってきてしまうんです。
実際、呼吸法の講座(といっても、5分くらいですが)で行ったとき、足首の動きをつけてあげただけで、足は地面に密着して安定して、呼吸も楽になった方が多くいました。
で、このブログでは自分で身体を良くしていただきたいので、今回紹介する方法はめっちゃ簡単だけど、効果的な方法をお伝えします
座った状態で、足を持って、足首を回す
ただ、それだけです。
たとえば、まず、立った状態で足踏みをして、足が床に接する感覚などを確かめておいてください。
座って、左足をあぐらをかくような姿勢で曲げます。
その左足を右足で持ちます。
持ち方は好きなように出かまいませんが、出来たら足指それぞれの間に、手の指を入れる形がいいです。足の指がものすごく広がるので無理しない程度で行ってください。
足指間に手の指一本一本をググッと入れたら、足から力を抜いて、右手で左足を大きく回します。
このとき、足首を大きく回すイメージで行ってください。
人によってはグキグキといった音が出る方もいますが、痛みが無ければそのまま行っていただいて大丈夫です。ただし、ゆっくり大きくが基本です。
これを両足行います。
右回り・左回りを5回ずつくらいでいいです。
一生懸命にやる必要も、努力をする必要もありません。
ただ、なんとな~く、リラックスしてやってください。
足首のバランスの崩れが原因で腰痛や肩こり・頭痛などが起きている人は、これを行うことで楽になってくると思います。
もし、楽になって来なかったり、やり方をきちんと知りたいという方は、当院でお伝えしますので、来院の際に気軽に言ってくださいね。
多くの筋肉の緊張やコリは、身体の『どこか』が動きにくくなっていることが原因になります。
そして、足首の骨(距骨)がその原因になっているケースが多いように感じています。
スクワットをして腰痛が楽になる方がいますが、それは筋肉が付いたということもありますが、足首をきちんと動かしてあげているということも関係すると思っています。
是非、足首を動かして、健康的な体をゲットしてください♪
質問などがありましたら、メールでも構いませんので連絡くださいね。
今日も読んでいただき、ありがとうございます☆☆☆