今日はですね、凄い方の講演を聞いてきました!
神戸薬科大学名誉教授・鹿児島大学大学院客員教授で、アメリカ代替ガン学会学会賞やライナス・ボーリング大賞を受賞し今も研究者でもある難波宏彰先生です。
難波先生はマイタケをベースに研究されている方で、もう40年ほどマイタケの研究をしています。
ガンにはアガリスクがいいとか、シイタケがいいとか、サプリがいいとか、たくさんの情報がありますが、難波先生は言います。
科学的根拠、しかもデータの75%が良い結果を出さないモノは意味がない!
と。
難波先生のマイタケ研究でマイタケから抽出されたMDフラクションはアメリカでは補完医療の認可が下りて病院で使われているものです。
ここで言う補完医療と言うのは、癌患者さんに対して抗がん剤を補完するという意味です。
半端ないデータの数、つまり科学的根拠が認められたため、アメリカで使われているんですね。
MDフラクションは人の免疫力を高めることが、白血球のマクロファージやT細胞・NK細胞などの血液検査から認められています。
また、抗がん剤による副作用の軽減作用も認められています。
抗がん剤を使うときのデメリットは、正常細胞も攻撃されることで、免疫力が低くなることです。そのため、抗がん剤の副作用(厳密には作用ですが)により身体が衰弱して持たなくなっていまうというケースがあります。
MDフラクションは免疫力を補完することで、身体の土台・体力をサポートできる働きがあり、その科学的根拠・証拠が認められたために、海外の病院で使われるようになりました。
免疫力が上がると、腫瘍マーカーが下がるという逆相関の関係も膨大な被験者研究で確かめられています。
これは凄いことだと思いました。
ただ、注意してほしいことは、100人中100人の免疫力が上がるかと言われれば、例外があります。全ての人の免疫力が上がるわけではありません。上がらない人もいます。
そして、これが癌を治すわけではないということ。確かに、『抗がん剤+MDフラクション』でガン細胞が見えなくなったり、腫瘍マーカーが正常値になるケースは多々ありますが、全ての人がそうなるわけではないので、過信しないようにと難波先生は言っていました。
ちょっと古い動画ですが、youtubeで難波先生の活動がありましたので、シェアしておきますね。
もし気になる方は当院に来たときに説明をしたいと思います。
もちろん、私は研究者ではないのでサラッとしかお話はできませんし、個人情報に抵触するようなことができないので、患者さんやデータについては話すことはできません。
こういうものですよという「感じ」だけかもしれません。
youtubeを何度も見た方が、勉強になるかもしれません。
ただ、もう一度言いますが、癌を治すとかいうモノではありません。
だけど、僕は思うんです。
ここまで科学的根拠がしっかりとしている補完薬もそうそう無いんじゃないかなって。試す価値があるのではないかなって。
ただし、MDフラクションは免疫力を高めるモノなので、免疫システムの病気の方にはおすすめできないとのことでした。
今日は、とっても貴重なお話を聞くことができて良かったです。
すこしでも、身体や人生のことで困っていたり悩んでいる方の力になれたらうれしいです。
今日もありがとうございます☆☆☆