《目次》
誰もが可能性があるけど、なる人とならない人の違い
ガンだからと「焦らない」という選択肢があることも
癌(ガン)が必要なものという視点を持つ
細胞がガン化する理由の一つ
ガン細胞が必要じゃない環境を整える
結局、大切な事って
副交感神経が働く環境
ということは・・・
誰もが可能性があるけど、なる人とならない人の違い
実はガン細胞は、健康的な人の体の中でも毎日作られています。
作られているけど、数が増えないだけと思っていただけると良いかもしれません。
ですので、ガンに『なる人』と『ならない人』の違いは、体の中で出来てしまったガン細胞が『増える人』と『減る人・増えない人』と考えた方が正確な捉え方となります。
ガンだと診断されたけど、そのまま健康的に生存されている方が世の中にはいます。
検査をすればガン細胞はあるけれど、増えないで維持している。言い方を変えれば、細胞が増えるスピードと減るスピードが同じくらいなので大きくならない、ということになります。
ガンだからと「焦らない」という選択肢があることも
一般的にガンの進行速度はそれほど早いモノではありません。もちろん、中には進行速度の速いものも存在します。しかし、それほど焦らなくてもいいものもたくさんあるのです。
べつに、「病院での治療を受ける必要が無い」と言いたいわけではありません。ただ、あなたの身体はあなた自身に選択権があると思っています。
だから、病院で治療を受けるにせよ、以下の点をしっかりと理解したうえで治療を受けて頂きたいと思います。
どのような治療法なのか
どのような副作用があるのか
どのタイミングで治療が終わるのか(打ち切るのか)
どのくらいの期間、治療をするのか
医師または看護師や薬剤師とコミュニケーションできるのか
他にどのような治療法があるのか
民間療法について医師は理解があるか
カウンセリングなども行ってくれるか
その他
治療が始まると、患者側から途中で「やめる」という判断は相当難しいものになります。
ですので、まずは焦らず、自分が必要だと知識や情報をきちんと集めて判断してください。
癌(ガン)が必要なものという視点を持つ
で、ここでは病院や他の治療院とはちょっと異なった視点からガンについて考えていきます。
『自分に起きる現象は無駄なことがない』
という視点に立ってみますね。
もし、ガンになったとしたら、「何が原因だったんだろう」と考える方が多くいます。食べ物かな?苦労かな?精神的なストレスかな?と。
たとえば、A(毒)を食べていて病気になったとしたら、Aを食べる事を止めるというのが必須になりますよね。
Aを食べながら治療を受けても、何も改善しません。まずは、根本的な原因となっているAをやめること。
同じように、ガンになった原因として考えられるものを止めて、逆にガン細胞が減るような行動をした方が、健康的だと考えることができますよね。
そう考えると、癌ができたということは、「ガン細胞ができてしまう生活をしているよ」っていう、ガン細胞からのメッセージととらえることもできます。
ガンからのメッセージが無ければ、そのままの生活を続けることになります。続けた結果、もっとつらい状況に急になったかもしれません。
ですので、進行性の速いガンを除いては、「ガンからのメッセージが何かあるとしたら、何があるかな」って自問自答することも大切だと考えています。
ある人は、ガンになったことで家族の大切さや、一緒にいる時間が大切なんだなって認識しました、とおっしゃっていた方がいます。
ガンに限らず、「病気は私にどんなメッセージをくれているのかな」って考える事って、結構大切だったりすることがありますね。
細胞がガン化する理由の一つ
さて、上記の考えをベースにするとして、細胞がガン化する理由について知っておくと、これからの自分の生活や在り方がわかってくるかもしれません。
端的に言うと、『細胞は酸欠状態になるとガン化する』という考え方があります。
身体が動くためにはATPというものが必要になります。車で言えばガソリンですね。
ATPの作り手は、細胞内に二つあります。核とミトコンドリアです。1つのブドウ糖から作られるATPの数は、ミトコンドリアの方が核よりも数倍も多い量となります。
そのため、ミトコンドリアが働きにくく核が働きやすい環境になると、量を補うために細胞を急速の増殖させて核を多く作ってATPを補おうとします。これがガン細胞の増殖の仕方です。
つまり、ミトコンドリアが働きにくい環境になってしまったゆえに、核でのATP生産を増やすために細胞増殖を意図的におこなうというのが、細胞のガン化となります。
では、核やミトコンドリアが働きやすい環境はどんな環境でしょう。
ミトコンドリアは酸素が多い状態の時に働き、核は酸素が少ない状態(酸欠状態)の時に働きやすくなります。
ということは、酸欠状態だからガン細胞が増えやすくなると考えることもできます。
ガン細胞が必要じゃない環境に整える
酸欠状態になっている環境でも細胞や肉体は生きようと必死になるためガン化細胞増殖で乗り越えようとするんです。
でも、その酸欠状態が改善されないために、ガン細胞が増え続けてしまうという状況になるんですね。
酸欠状態ではガン細胞を食べる免疫細胞(NK細胞など)の働きも弱くなり、悪循環が止まらなくなります。
ここまで言うと、どうすればいいのかという考えが浮かんでくると思います。
そうです、酸欠状態からの脱却です。
結局、大切な事って
酸欠状態になる原因の一つに血液循環が悪くなっていることが上げられます。
血液循環が悪くなるのは、自律神経のバランスが崩れているからと考えることもできます。
自律神経は緊張タイプの交感神経と、弛緩(リラックス)タイプの副交感神経がありますが、交感神経が優位に働いている状態が続くと、血管が細くなり循環が悪くなります。
※交感神経も非常に必要なので、交感神経が悪いわけじゃないです。ただ、交感神経ばかりにスイッチが入った状態が維持されるのが、身体にとっては辛いというお話です。
じゃ、副交感神経にスイッチを入れるにはどうすればを考えた生活を行えばいいという話になりますね。
もちろん、昼間は交感神経優位で構いません。ただ、副交感神経もきちんと働くような環境が大切になるんですね。
副交感神経が働く環境
副交感神経が働く環境は、『爽快感』『リラックス』『気分がいい』という環境です。
あなたにとっての爽快感はどんな環境でしょうか?
たとえば、汗がにじむくらいの軽いジョギングは爽快感をもたらしますし、メリハリの効いたスポーツも爽快感があります。
これは、個人差があるので一概に何の運動が良いかは言えませんが、今まで運動を一切してこなかった方はラジオ体操を3回続けて行うとか、歩くスピードでのジョギングをするなどが良いと思います。
時間の目安は15~20分くらい続けられる運動がいいです(ラジオ体操は結構ハードなので、体調をみながら)。
リラックスするのも副交感神経のスイッチを入れやすくします。
あなたはどのような環境でリラックスできますか?
アロマをたく
水蒸気ミスとを顔に浴びる
ちょっと電気を暗くして音楽を聞く
散歩をする
瞑想する
あなたなりのリラックス方法を見つけて、率先して毎日の生活に入れてくださいね。
また、気分がいい状態はどんな状態でしょうか。
深呼吸をするのも気分がいいですよね。
大好きな動物と触れ合っているときも安心感や気分のよさがあります。
外をあるているときに、入りたいお店があったら入ってみるというのも、気分がいいですね。
何かを我慢するよりも、それをやってみる方が気分がいいことが多いですよね。
自分の心の欲求を満たしてあげるということも、とっても大切です。
ということは・・・
今までの生活で、身体にとっても心にとってもストレスになる事はどんなことかな?って考えてみましょう。
そして、それを「やらない」という選択肢を自分で選べるなら、「やらない」を選ぶことも大切です。
それを踏まえて、あなたの副交感神経を優位にするような生活は何かなって考えます。
考えたら、毎日のスケジュールの中に入れていきましょう!
あなたの人生はあなたのためのもの。
あなたが笑顔になるためにあると思っています。
ただ、選択するのは自分自身。
もし、あなたがガンで悩んでいたり苦痛を持っていたら、少しずつでも良いので自分が気分がいいことを取り入れていくのはいかがでしょうか?
今までの生活(考え方も含めて)に、病気になる原因があるとしたら、その生活を変えるきっかけをガンがくれたと考えると、ガンになったからこそ良い方向に行けるのだと考えることもできますね。
もちろん、大変だし、辛いし、不安だと思います。
だからこそ、少しでも幸せなことを選択して、取り入れて行ってほしいと思います。
あなたが笑顔だと、まわりも笑顔になります。
あなたが笑顔だと、あなたの免疫力も高くなります。
あなたが笑顔だと、あなたの副交感神経も刺激されます。
あなたに少しでも多くの笑顔の時間が訪れますように。