《目次》
肩こりになりやすい特徴
骨盤の歪み・首の歪み
太り過ぎ・痩せすぎ
寒がり
貧血・低血圧
内臓の疲れ
肩こりになりやすい人の特徴
(注意)肩こりを理由に整骨院や接骨院に行く方は多いかもしれません。当院のように実費治療を行っているところは大丈夫ですが、保険治療は適応外なので、保険メインの整骨院に通うときは気を付けてくださいね。
肩こりの原因はさまざまなものがあります。
肩こりって嫌ですよね。気になると窮屈だし、首や背中も辛くなってくる。ひどい状態になれば頭痛にもなってくる。
肩こりは身体からの一つのサインです。どういうサインかというと、「身体のどこかがおかしいですよ!」というサインです。
肩がおかしいというわけじゃないです。
「事務仕事をしているから肩が凝るの」という方がいますが、肩を使っているから肩が凝るわけじゃないですよね。パソコンだと両腕を前にキープしながら首の位置を固定する。そして目は常に凝視している。腕の角度、頚椎の位置、肩甲骨や骨盤を固定するために筋肉、目の疲れから肩が凝るんです。
肩だけをマッサージしても、一向に改善しない人がたくさんいるのはそのためです。もちろん、肩を揉んでくれたら気持ちいいかもしれませんが。
ここでは、オーソドックスな部分になりますが、肩こりになりやすい人の特徴を上げていきます。どういった部分が原因になっているのか、確認していただけたら嬉しいです。
骨盤の歪み・首の歪み
骨盤は立っているときも座っているときも身体が動く土台になるところです。
骨盤がしっかり固定されていると、肩甲骨や上腕を動かすことが出来ます。骨盤に不必要な歪みがあると、他の部分(筋肉)が支え(土台)を作るために緊張したままになるので、症状が出やすいところ(この場合は肩)にコリが出てきます。
肩こりをしやすい人でイメージできるのが、姿勢が悪い人です。
ストレートネックの人も姿勢が悪いですね。
姿勢を作っているのは骨盤の傾きです。骨盤の傾きが悪ければ、猫背となり、ストレートネックとなって、肩周辺の筋肉が常に緊張しやすくなります。だから肩が凝ります。
骨盤に不必要な歪みがある人の特徴としては、下腹部が太りやすい(出っ張っている)、猫背になる、足の長さが違う、左右の腰の筋肉の張が違う、横になっても身体が硬い感じがする…など、多くの部分があります。人によっては腕が上がらなかったりします。
全身調整(当院の整体)を行うと、姿勢を正すわけではありませんが、姿勢が楽になり、肩も目も楽になってきます。
太り過ぎ・痩せすぎ
適正な体重にないということも、肩こりの原因となります。間違った美的感覚(テレビの影響?)のため、痩せすぎている方がいますが、少しふっくらしている方が人間としては健康を保てます。
太りすぎの方は、お腹が前に出っ張るため、腰椎が前に引っ張られます。腰椎が前に引っ張られ過ぎるとバランスを取るために胸椎が後ろに湾曲しやすくなり、ストレートネックを作りやすくなります。
また、肩甲骨の動きも悪くなるため、肩周辺の筋肉の循環が悪くなり、老廃物の排除能力が低下するため、凝った状態が続くようになります。
痩せ過ぎているのも肩こりの原因となります。痩せ過ぎの人は筋力が低下している傾向にあります。人間の筋肉は動かすことで健康を維持できるようになっているので、筋力の低下は循環不良となりやすいです。
また、頭は4~5kgほどありますので、痩せ過ぎの方は頭を支えるために全身の筋肉が緊張しやすくなります。ただでさえ細い筋肉なので、筋肉の疲労が積み重なってきます。それもコリを作ってしまいます。
寒がり
寒がりな人は、基礎代謝が低いと思ってください。基礎代謝が低いということは、筋肉が動いていないということです。もちろん、代謝の多くが内臓の働きによるものですが、筋肉も関係してきます。
身体が冷えると筋肉が硬くなります。緊張状態が続くと、今度は筋肉が柔らかくなりにくくなってしまいます。それが癖になって慢性肩こりになる方もいます。
寒がりだから暖かい服装をするというよりは、寒がりだから運動をして身体を温めつつ循環を促進することを行ってください。筋力をつけるなら、スクワットがおすすめです。身体の筋肉の70%が腰から下についているので、スクワットをすることで筋力が付きます。循環も良くなります。
軽度な自律神経失調症も、筋トレをすることで改善する場合が多々あります。
貧血・低血圧
貧血や低血圧の原因は血液の循環が良くないことです。血液の循環が悪ければ、筋肉を栄養する血液の流れも悪いことになります。この場合も適度な運動を心がけましょう。食事では色の濃い野菜を中心とした和食(ご飯・味噌汁)の生活をすると良いです。
また、背骨を動かしたり、背骨を整えることもおすすめです。
内臓の疲れ
内臓の疲れも肩こりの原因となります。たとえば肝臓がつかれれば筋肉が硬くなりますし、胃腸がつかれれば肺が下に引っ張られて方が来ってきます。便秘も同じです。心臓病の方も肩に症状が出る場合があります。
内臓の疲れを取るためには、以下のことに気を付けてください。
- 朝食は少な目(みそ汁だけでOKです)
- 空腹になってから食べる
- 一口50回以上噛めたら最高
- 食べた直後の水分は控える
- 夜ご飯は寝る3時間前までに終える
まずはこれからやってみましょう。
基本:全身を整える
当院に来院されると分かりますが、どこに痛みやコリ・辛さが出ていようと、全身を調整することがいかに大切か気づくと思います。
ふくらはぎがパンパンで痛くても、身体を整えると柔らかくなり痛みも無くなります。肩の上をつまんで痛い状態でも、頚椎・胸椎を整えてあげると痛みが無くなります。
一生懸命筋肉を揉むことはしませんし、強揉みなんてこともしません(必要ないし、身体に良くないから)。リラックスできるぐらいの刺激で、身体は十分に整ってくれます。
身体を整えながら、上で述べたことを実践していただけると、身体は良い方向にしか進みません。
今、肩こりや頭痛でお悩みでしたら、気軽に当院に連絡ください。快適な身体をゲットしていただけたらと思います。