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【疲れ】「疲れやすい」の一つの原因と改善法

今日は次のような質問をいただきましたので、

その一つの回答としてお役立てください。

 

 

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最近、疲れやすくなってきました。

疲れにくくする方法はありますか?

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疲れにくくする方法を考える前に、

 

『疲れ』についてちょっと考えてみましょうね。

 

 

私が思うに、『疲れ』には大きく分けると3つあると考えています。

 

一つ目は身体的な疲れ、二つ目が精神的な疲れ、そして最後に感情的な疲れとなります。

 

  • 身体的疲れ
  • 精神的疲れ
  • 感情的疲れ

【疲れ】

身体的疲れ

 一番わかりやすい疲れとして、『身体的疲れ』があります。

 

 これは頑張って動きすぎた時の疲れだと思っていただいても結構です。

 

 一生懸命に動いたから、身体が疲れている状態です。

 

 一番わかりやすい例で言えば、運動をして疲れている状態。

 

 この場合は、身体は疲れていますが、筋肉を動かすことで身体が温かくなったり、筋肉からホルモンが分泌されるため、氣持ち的には爽快感があります。

 

 

 問題となるのは、運動した時の疲れではなく、循環不良となっている状態の身体的疲れとなります。

 血液やリンパ液がうまく循環せずに滞留してしまうと、そこに老廃物が溜まりやすくなります。

 

 

それを「重だるさ」という形で感じます。

それが「疲れやすくなった」となるわけです。

 

 

 なぜ若いときと比べて年を取ると疲れやすくなるかと言いますと、若いうちは筋肉が柔らかく血液やリンパの循環に優れています。

 

 そして知らず知らずに動いているので、筋肉の動き(収縮・弛緩)によって身体の血液やリンパ液が流れやすい状態を維持します。

 

 

 しかし、学生時代を卒業して社会に入ると、偏った動きが多くなったり、運動をしなくなります。

 

 そのために循環不良となり「だるさ」や「疲れ」が溜まってきてしまいます。

 

 

 慢性疲労症候群も大きな意味ではここに当てはまりますが、ホルモン分泌や精神的な部分も大きくかかわっていますので、下の方でお伝えする改善方法を参考に、出来るところから毎日ルーティン行動として行ってください。


精神的疲れ

 精神的な疲れが身体に影響して身体の疲れ・・・のように勘違いしている場合がありますが、現代の人たちは身体的疲れと同じくらい(それ以上かもしれません)精神的疲れがあります。

 

 

 ここでの「精神的」というのは、平たく言うと「考え方」となります。

 

 人には考え方に癖があります。その癖があるため、同じことばかり考えやすくなります。

 

 ネガティブなことを考えると、またネガティブな事を考えやすくなります。もちろん、その反対もありますが、精神的疲れを抱えている方はネガティブなことを考える癖がついていると思ってください。

 

 

 癖なので改善することが出来ます。

 

 改善方法は下の方に書いてありますので、参考にしてくださいね!


感情的疲れ

 感情的疲れというのは、喜怒哀楽で喜怒哀・悲・心配などを自分で選択することで起きる疲れになります。

 

 知っている方もいると思いますが、感情は自分で選ぶことが出来ます。

 

 「えー、選べないよ!!!」

 

 って言う方もいるかもしれませんが、実は選べます。

 

 たとえば、今この記事を読んでいるあなたがどのような感情の状態であったとしても、自分の気分が嬉しくなるものを想像してみましょう!

 

 私は犬が大好きなので、数年ですが家で過ごしてくれた犬ちゃんを思い浮かべます。

 

 そうすると、少しだけでも感情がプラスになりませんか?

 

 正確に言うと、感情を選ぶというよりも、得たい感情になるモノを選ぶ・得たい感情にあるモノを想像すると言った方が正しいですね。

 

 

 これをしないと、嫌な感情や悲しい感情を持っているとき、ずっとそれを握りっぱなしになってしまいます。

 

 東洋医学では感情と内臓が非常に関係しています。つまり、マイナスの感情を握りしめていると内臓の働きが悪くなり、身体に疲弊感が出てきてしまいます。

 

 ですので、これからは「感情は自分で選ぶ!」「在りたい感情になるモノを想像しよう!」という考えを持って、日々をプラスの感情で過ごしていただけたらと思います。


疲れの改善法

身体的疲れの改善法

 身体的疲れの改善法として、ここでは循環不良による疲れの改善法をお伝えします。

 

 肉体労働や運動などで疲れた場合は、休めば回復しますが、循環不良の場合は休んでもなかなか改善しません。

 

 循環不良が原因になっている疲れなので、「循環を良くする」という事を考えればOKですね。

 

 一番おすすめなのは、スクワットです!

 

 「えー!!」って思うかもしれませんが、実は身体の7割ほどの筋肉は腰から下についています。そして、血液やリンパ液の循環不良となりやすいのも腰から下の部分となります。

 

 スクワットは腰から下の筋肉をまんべんなく動かして、静脈やリンパの流れを促す運動になります。

 

 ですので、最初から辛いスクワットをする必要は無く、まずは動かすということを意識して行ってくださいね。

 

 ポイントは膝の曲げる角度ではなく、膝を曲げた時に膝がつま先よりも前方に出ないように気を付けてください。

 

 腰はできたら立てる(ちょっと反らせるイメージ)で行ってみましょう。

 

 森光子さんも黒柳徹子さんも毎日100回以上スクワットをしています(いました)。

 

 膝を曲げるほど負荷が大きくなり大変なので、膝の曲げ加減は自分で調整して、毎日続けられるくらいの角度にしてくださいね。

 もちろん、最初は散歩や会話できるくらいのジョギングでも構いません。

 

 足腰を動かすことが、まずは大切なことですので!!!

精神的疲れの改善法

 精神的な疲れの原因としては、『考え方』というものがある、というお話を上でさせて頂きました。

 

 この『考え方』は癖の部分もあります。

 

 癖は治すのが大変というイメージを持たれている方もいますが、決して変わらないモノではありません。

 

 癖を作り出しているのは『潜在意識』になります。意識には二つあって『顕在意識』と『潜在意識』があります。

 

 潜在意識は無意識の領域となります。

 

 

 「えー、無意識なんて変えられないじゃん!」って思っちゃいそうですが、決してそんなことはありませんよ。

 

 たとえば、あなたはお箸を使うことはできますか?

 お箸でご飯を口に運ぶことはできますか?

 

 お箸を使うという動作は、1歳や2歳の時はできなかった動作だったと思います。

 

 それを何回も繰り返すことで、『無意識に』使えるようになっていませんか?

 

 

 他の例で言えば、自転車に乗る方もそうですね。

 はじめからパッと乗れるのではなく、はじめはちょっと練習が必要ですよね。

 

 でも、一度乗れるようになってしまえば、姿勢を気にしたり、ペダルの漕ぎ方を意識する必要な無く、無意識に乗りこなせていると思います。

 というわけで、まずは『物事には必ず二面性がある』という事を知っていただきたいと思います。

 

 大切な事なので、もう一度言いますね。

 

 物事には必ず二面性がある!

 

 

 たとえば、何が出来事が起きた時、マイナス面を考える癖のついている方は、マイナスの部分ばかりを考えるようになります。

 

 しかし、プラス面を考える癖がついている方は、プラスの部分を自動的に考えます。

 

 

 疲労においては、マイナス面を考える癖がついている人が多いので、どうすればプラスの面を考えるかについてお伝えしますね。

 

 

 それは、「これに良い意味、役立つ意味があるとしたら、どんな意味があるだろう?」と考えることです。

 

 良い意味や役立つ意味があることを前提にしてしまいます。

 

 

 もちろん、最初のうちは何が物事が起きてもマイナス面を考えがちですが、マイナス面を考えた後でも構いません!

 

 「これに良い意味や役立つ意味、糧になる意味があるとしたら、どんな意味があるだろう?」と自分に問いかけましょう!

 

 

 そうすると、脳の自動検索システムが勝手に作動して、「良い意味や役立つ部分」を見つけてくれます。

 

 その時のポイントは、「良い意味や役立つ部分は無い!」と、狭い視野を持たないということです。

 

 今までと同じでいいのなら、今までと同じ狭い視野で構いませんが、今までより少しでも良い方向に行きたいと思うのであれば、今までの概念は持たない方が良いからです。

 

 ですので「良い意味や役立つ部分がある」ということを前提に考えてくださいね。

感情的疲れの改善法

 感情的疲れの改善法はいたって簡単です。

 

 人は自分が何を考えているか(自分の思考)を監視することはできません。

 

 なぜなら、人間の思考は(同じことを考えるということも含めて)1日に6万~8万個のことを考えているからです。

 

 でも、自分が嫌なことを考えていることに気づけさえしたら、それをニュートラルや良い事を考えることにシフトできればいいですよね。

 

 今回提案するのは、あなたの気分に気づきましょう!ということです。

 

 良い気分・悪い気分、今の私はどちらかな?

 

 ということを自分に問いかけてみて下さい。

 

 

 良い気分の時は、それを続ければいいですよね。

 

 悪い気分、たとえば鬱、気分的に優れない、イライラしている、口がへの字になっている・・・などでしたら、ニュートラル、または良い気分になる事を行えばいいです。

 

 そこでおすすめなのは、あなたの気分がちょっといい気分になるような写真やグッズを持ち歩くことです。

 

 たとえば、私なら、コレです!

 自分の感情がマイナスになっているのであれば、ニュートラルやプラスに変えるモノを使いましょう。

 

 たとえば、この犬ちゃんの写真。

 自分が落ち込んだときは、この犬ちゃんの写真をながめて「かわいいなぁ」って思うだけでいいんです。

 

 そうすれば、一瞬でも感情がマイナスから解き放たれますから。

 

 これを繰り返していると、感情がニュートラルやプラスになっている時間が長くなります。

 

 一日の時間は決まっているので、感情がニュートラルやプラスになっている時間が長くなるほど、マイナスになる時間が少なくなるということです。

 

 そしたら、一日がどんどんハッピーになって行きますよね。

 

 感情的疲れは気分がマイナスになる事で起きます。

 

 もっと言えば、自分がマイナスの気分を選んでいることで起きます!

 

 ですので、自分で気分がプラスになる「モノ」や「こと」を選ぶようにしましょうね。

 あなたの疲れが、昨日よりも軽くなりますように☆☆☆